邦洋酒専門誌 スメタナ 82年9月増刊 「わたしと家庭のウィスキー」より/竜門勇気
ニーブ・シャトル ファイン:小学酒造
「真冬の月の中で知人と会うような慌てふためく感じ」
「氷皿に青々した氷を見るような香り」
「達人の足取り、壁紙の接着剤、飲み込んだ後少し星のような棘」
テンプター 11:ニオブ・ワイナリー
「廊下の足あとと家のドア、良く伸びた爪を鈍い刃で削る」
「やや湿った木材に食い込むカンナの香り、もしくは錆びた足場」
「石灰の壁に錆びた釘。すぐにスミレ・ヒマワリ。徐々に回るモーター。」
ゴールド・パーカーズ:日吉会館酒造部
「農薬のような拒絶感。水面に浮かぶ椿の葉の灰。」
「点滅信号の酸っぱい香り。温めるとノギスのジョーに変化。」
「穀物
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