光の報知/意識の所作/ひだかたけし
 
北風が強い今朝早く
暗い内から身を起こし
意識うねりするすると
ながれきらめく光のなか
包まれて居るこの自分に
静観する最中ふと気付く

煌めく光の重なり合い
生動止むことなく続き
その渦中にて安らいで
寛ぐ心持ちも止むことなく
ものごとの別なる側面と
この世界が姿を現すらし

生命の絶えなる灯火の持続
光のなかを流れる叡智が
うねり輝きながら生き続け
何かを報せ始めていのなら

瞑目の瞳を永久に閉じた
あの人あの猫や別れたもの
すべての存在を想起せよと
明るむ世界の北風吹き付け

この世界現のあちこちを
行ったり来たりしながらも
いまだ此方に生きて居る
私をこの肉身に据え付ける







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