凄いぞ!無印良品 『あうろら』あらい/室町 礼
記憶・身体・時間・風景)を次々と“切断”されながら、
別の世界へ移行していく過程 を描いています。その切断は、
夢と夢のあいだ
海と光のあいだ
素肌と腐敗のあいだ
灯台と蜃気楼のあいだ
心臓と果実のあいだ
揚羽蝶と死骸のあいだ
花束と子猫のあいだ
海水浴場と廃墟のあいだ
幽霊と妖精のあいだ
黒と白のあいだ
といった、
境界の連 として現れます。
この詩は、「あうろら」と同じ通底音を奏でており、
「世界が一度壊れ、別の像として再構成される」
という運動を持っています。
一連目
夢から夢に架けて羽ばたくときに、ちょっとの壁と扉をなくした
出口は褪黄色の海
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)