凄いぞ!TOP10 「立春前」本田憲嵩/室町 礼
 

「不快」「攻撃的」「共感できない」と言われやすい。
だから、
書き手は無意識に“安全な詩”へ逃げる。

読者の“自己像”を傷つけない
読者の心を揺さぶらない
読者の倫理を問わない
読者の世界観を揺るがさない
だから、
読者は安心して「イイネ」を押せる。
現代詩手帖やユリイカを読むと、
意外な比喩
断片的な文体
季節の反転
主体のズレ
物象化
といった“技法”だけが目に入る。
しかし、
その背後にある
世界との衝突
歴史性
他者性
倫理的な緊張
は模倣できない。
だから、
技法だけがコピーされ、世界が抜け落ちる。



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