一日半/田中教平
 
、俄然、勇気のようなものが湧いてきた。コンビニエンスストアに向かい、まずATMで五千円下ろした。これは、もしも明日の朝、カナが充分、快方していたらば、電車で隣町まで遊びに行く予定になっていたからだった。
 そしてポカリスウェットと、自分用のコーヒー飲料をカゴに入れると、会計を済ませて自宅に帰ってきた。
「ほら、買ってきてやったぞい」
ユウスケはカナにポカリスウェットを渡す。
寝ていたカナがハッと起きて、それを受けとった。カナは口の渇きを潤すと、また眠ってしまった。ユウスケはカナの寝室にノートパソコンを持ち込んで、作業した。ユウスケが書いていたのは、依存症に関するメモ書きだった。
 ・まず
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