一九四五年一月三十日ベルリン地下壕に於ける最終演説 に肖って,/鷹枕可
多分、明日の――二〇二六年二月八日の――選挙戦に、国粋主義は勝利して終うだろう。
その帰結は世界的潮流であり、われわれの宿命である。
であるが故、諸氏ならば諸氏、諸君であるならば諸君であっても佳い。
如何か、
「自己」の思考を、
「自己」の意思を、
「自己」の尊厳を、
「国家」等と謂う馬鹿馬鹿しい祝祭媒体に、
委ねないで欲しい、と考える。
存在者――夙に「自己」の意思、概念、矜持を持つ存在者には、厳しい冬の時代が到来するであろう。
当局の取り締まり、
言論統制、表現弾圧が表面化し、常態化する可能性も視野に入れなければならぬであろう。
その際に人質に取られるの
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