綴る/
りつ
わたしの中の“きれい”をかき集めて
詩を綴る
さざんかはもう終わりだけど
蝋梅が満開であること
梅の花が薫るなんて
初めて知った
ささやかな感動
散るさざんかも美しい
最後までいのち燃やして
花としては終わっていても
生きて枯れ始めた最後が艶めいている
現実の私は
怒りや憎しみから自由になれないから
せめて詩というひかりに手を伸ばす
うつくしことを綴ってる間だけ
桃源郷で遊んでいられるのだから
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