電通的霞世界に取り込まれた現代詩界隈/室町 礼
 
骨で埋め立てた首府に築かれた
  あかるい夢の要塞で
  ひとしく口角をあげ白い手を振る
  ほほえみを返すことに違和をおぼえた瞬間
  おまえの城は傾くだろう

冒頭の比ゆ、

 脆い骨で埋め立てた首府に築かれた
 あかるい夢の要塞で

この、「体制」や「権力」の幻想性への比ゆ! の
陳腐さも現フォやビーレビやCWS並だ。笑
平易な比ゆは、平易な思想の上に書かれてはいけない。
難解な比ゆがしばしば平易な思想の上に立てられている
現代詩の世界にあっては平易な比ゆはその逆をいかなけ
れば新しい詩の意味がない。

 ひとしく口角をあげ白い手を振る

これは荒川洋
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