自尊心の構造/室町 礼
 
いての知識も学もないのに、大家のようなふり
をしてわたしに論争?を挑んできた黒髪さんも大した
ものですが、阿呆だと思わせていたわたしの姿勢を見
誤ったその愚かさには顎が外れるほど驚きました。
それは映画や映像にしてもそうで、わたしはかなり映
画の世界に長く首を突っ込んできた。知識も理論も少
しばかり独自に研鑽してきた。しかしそんなことを自
慢たらしく語ったことはない。でも映画論や映像論の
ようなものを語ると、わたしを阿呆だと思って、その
振る舞いを寛容に許しているようなふりをしていた人
物が怒り出す。最後まで聞かないで「●●話法」だの
「◯◯論法」といって、外から揶揄する。こ
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