動的時代/杉原詠二(黒髪)
私の声は、永遠という記憶媒体の中に
保存されており、だるまさんがころんだ、
と私が言った声を、
遊んでいたみんなが聞いていた、
時々過去のモデルを眺め直してみるのは、
いいこと、もうあなたは、
時間的存在ではない、
永遠の昼を生きるべき、
聖なる生に祝福されてしまったのだ。
父や母が、私たちを祝福しようとした、
ご先祖様が、後に残るものへと、
社会を築き上げてきた、
だからこそ日輪は輝きを増す。
永遠の昼の日に包まれて、
私は幸せな夢を見る、
そして私に触れてくれる手を、
頭の中で想像する。
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