まばたき/狩心
わたしのおもいは
わたしにしか分からない
他の人にとってはおかしなことでも
わたしにとっては正しいこと
言葉で説明しても分かってもらえない
だって
矛盾していることが美しいと思うから
それに
わたし自身も自分が分からないし
分かってはいけない気がする
分かったとたん
一つに繋がっていたことが
分解されてしまうから
あなたがちゅうをするとき
わたしはそらをぼーっとみている
あなたが泣いているとき
わたしはあなたの背中を抱きかかえる
くらやみのなか
心音だけが聞こえて
ずーーーーーーーーっと歩いていくと
焚き火がある
そこに知らない誰かが座っている
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