私たちに良いお年を/ひだかたけし
 
ちこちこちこと
ひとひとひとの
いまはまだ
ひとりひとり
ぽつねんと
なにもうつらぬ
うたげのぶたい

何時しか息絶え
消えいくとも
ちこちこちこと
ヒト、ヒト、ヒト、
ひとりひとり抱え持つ
宴舞台の意識の明 、
一段一段、また一段
内なる普遍を照射して
久遠の変転続いて生き

息し息衝き意識を保ち
思考し感情し意志しては

すっこぬけてちょん 
ちょんちょんちょん

谷底へ落下し死の谷を行き
腹据え燃ゆる火球仰ぎ見て
ちゅちゅちゅうりぃ発色発射
あの世この世を包み込む
久遠の音響観入り覚醒し

ちこ、ちこ、ちこ、と
人 、人 、人 、
それぞれの個性に従い
それぞれが己の角度から
この宏大な世界を映し出し 、

一人の〈私〉として立ち上がる

私そのものなる私たちと、

意識の私の更なる明の許
(時には肉身抉り骨身削り)

自ら体験しつつ対面して











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