さらさらと流れる陽の光/秋葉竹
 



仕事で
朝早くから会社の車で
一仕事終わらせて
ちょっと時間があるから
部屋に戻ってベットに寝転んで
手足を思いっきり伸ばしていると
瞑った瞼に降りそそぐ
窓ガラス越しの朝陽
レースのカーテンが白いから
真っ白な眠りにいざなってくれそう

でも
またこれから仕事なので
うーん
と伸びをして太陽の明るさに感謝して
さーて
これからもう一度はたらこうか

と云いたいのはやまやまなんだけど

でもホントはね
もうすこしだけ
こうして手足を伸ばして寝ていたいかな

これじゃあまるで
まるで
はたらかされすぎの
小公女みたいじゃないか


違うかッ


でも
違うから
あと少しだけでも
こうしていようっと

と想ったって
素直なものでしょう?








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