正しさ知らない誰もわるくない/百(ももと読みます)
う絶対的な守護をむねに宿したきもちになれた。
◯
それから、すぐに田舎をでて、午後の明るいうちにアパートメントのある、お庭のような街並みを踏むことができた。ええと。こんなに空気が奇麗な場所なのだっけ。息をすう、吐く、きもちの落ちつきを感じる。
◯
昨年の夏、精神的な理由により名の変更が許可されて、ぼくの本名は、あたらしい誕生を迎えた。
◯
ぼくの古い名前は「いずみ」だ。いずみを守ると、生まれてはじめて決めたよ。その決意の生まれた日が、今日。
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倖せにする
12-16-2025
一昨年の冬におしゃれ着用の洗濯用洗剤、エマールをのみほし
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