Nostomania/あらい
えは、なぜか違えていて。のちほど音のない交渉が解けはじめた あわいにおいて。なんだか。浮かぬ顔、そのときから羽車に未来にはなかった。仕方なく(こんなものが)ふりむいた感覚は薄明光線とすでに独り立ち、(怠け者ほど)烟り翳もまた湿気り固くなる。
怯えては 目を瞑る。
(初日〜いきつづける。/なりゆき。)
みないように 温もりのとおくと繋がり、あきらかに?く。
柿は憂う前に地に伏したのに? 芒はどこか意地悪で、吃音で仕切り反して。煤けた鉄路を走る蒸気駆動の列車が 甚だしく放置された無音の証言が、イタズラな感傷は水に浸らなくては征けなくて……
しんだの。
――深く深く何層ものおもい霧
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