土の中に種を見つけることからそれは始まる/ホロウ・シカエルボク
 
いのインプットを常に求めているんだ、次第に俺はそれを自分で作るようになった、その方が早いんだ、俺は幸いその時求めている感覚にちょうどいいものを打ち出すことが出来るからね、ステレオのコードみたいなものさ、受け取る側と発する側は両極にあって、それが交錯するまでには少しタイムラグがある、昨日書いていたものが育てるのは今日の俺が書くものさ、俗に言うリアリズムなんてものは、現在しか見てはいない、本当のリアルは、過去にも現在にも未来にも存在する、その中をどう生きるのか、何を考えるのか、何を手にして何を捨てるのかそのすべての選択がリアルというイズムでなければならない、リアリズムなんて嘘っぱちさ、もうそんなもの、
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