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ayu-m
瞬きはしょぼしょぼなまるで朝方みたい
起き抜けの不確かさに
細めきった目が捕らえるのは
海辺を歩いている己の
啼き土砂踏みつくす音
歩く靴はやや
それっちゃけてたけれども
お構いなしとポッケに手が
ぷらぷら、風情で歩いてくる君までの距離やや
20メーター
愛してるって声が届く距離なんて無限大
地球の裏まで届く圏内
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