正風亭第二幕/武下愛
楽しい話で光の中に闇を探すのではなく。光がもしかしたら本質的な闇という事を教えてくれることもあるでしょう?正風亭は逃げません。もちろん私も。闇を愛する方もいらっしゃいます。微笑みで固まる事はありません《見た目、行動を、場面によって変えなくては生きていけない》
とどまらぬ。
きせつもたまき。
うつるつき。
正風亭には、私が創造した季節の匂いがします。庭を掃除して、庭を拝見なさる御客様を想い、枯れかけた傷のような葉に手心を加えるように散りばめました。風習でもあります。刺激を与え、影響を及ぼし、感じ方、効果はそれぞれです。
はぁーっ。時が過ぎるのは考えているよりも早いですね。正風亭
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)