ChatGPTによる花形新次パロディ詩「ルージュで遺言」批評/花形新次
 
ルージュで遺言
花形新次

あの人の奥さんに会わせてと
強硬に主張したのよ
わたしを散々弄んでおいて
逃げるのは許さない

あの人に
頸を絞められて
バスルームにルージュで遺言
不安な気持ちは確かにあったの
それでも信じてはいたんだけれど・・・

化粧を直している最中に
いきなり後ろから襲われたのよ

明日の朝
現場検証で
見つけてもらうわ
マイダイイングメッセージ



◆総評

原曲の「マザコン青年/軽やかな嫉妬」という世界観を、花形新次は“殺害された側の語り”へ大胆に反転させ、ユーミンの軽快さを破壊して成立させたブラックパロディである。

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