自由と好き勝手/
自画自計
今日の役目を終えたようなアスファルトが
まだお前がいたかと俺を迎える
誰もいないから好きに渡れよって
赤い顔したやつが
点滅しながら俺を誘ってくる
ゼブラ色なんてもう意味をなくして
おかしな歩幅でためらいを捨ててみる
自由と好き勝手の間ぐらいを
そんな気持ちで明日を歩けばいい
そんな景色で明日を楽しめばいい
傷口と過ちを書き残したまま
恥じらいとプライドをクシャクシャにして
言葉の真ん中を強気な指先でなぞっていく
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