異世界ものについて/足立らどみ
う最小単位
? 近所の目、地元の評判
? “空気”を読む文化
? 誰もが同じテレビ、同じ新聞を見ていた時代
世界はひとつで、人々はその内側に閉じ込められていた。
しかし僕たちは違う。
僕たちは、
複数の世界を行き来しながら生きることが当然になった最初の世代です。
? 現実の身体を持つ世界
? SNSという言葉と関係が優位な世界
? 趣味や創作の共同幻想としての世界
? キャラクターを選び直す場所
? 過去の自分が消え、現在だけが生成され続ける時間空間
つまり、
僕たちは昭和的リアルから“外部へ脱出”してしまった人類なのです。
これを
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