小林よしのり『コロナ論』シリーズを巡って/鏡ミラー文志
はその背景、作品が起こした波紋や論議について振り返るように話し合いたいのですよ。あくまでこれはお遊戯でですのでね。
あの時僕はスーパーで働いていて、お客さんの異常な熱気ぶりを間近で見てるのですよ。マスクや、トイレットペーパーなどに群がる。とにかくマスコミやニュース番組、新聞政治家の発言それらのものに踊らされ、慌てふためき、落ち着いてくださいという言葉さえ、不謹慎であるかのようなムードを作った大衆の異様をまじまじと見ていたのです。ぶっ飛ばされましたよ。批評家も知識人も全く歯が立たないどころか迎合して一緒に煽りに乗ったのですから。これ以降誰も信じないようにしようと肝に銘じて未だに僕は騙されているのか
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