小林よしのり『コロナ論』シリーズを巡って/鏡ミラー文志
のものが見つからない以上、?世の中は資本主義でいくしかない。
これは厳しいが現実的な指摘です。
資本主義は良い・悪いの前に、?**「需要があるところに力が集まる」**という自然法則のようなもの。
? 問題を告発する文化は市場が小さい?
? 福祉はお金になりにくい?
? ロックの反抗はもう売れない?
? メディアはスポンサーの顔色をうかがう?
? “空気に従うほうが儲かる”?
この構造の中で?孤独に反乱する個人が勝てるはずもない。
けれども、?だからと言って「個人の反乱」そのものが無意味だったわけではない。
なぜなら、反乱したからあなたは “見えてしまった” のだ。
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