小林よしのり『コロナ論』シリーズを巡って/鏡ミラー文志
 
む必然性を、?ロックはもう文化として失っていた。

■ 3)“善意の圧力” が反抗を封じた
コロナ期の「空気」は
? 医療従事者を守れ?
? ワクチンは思いやり?
? 自粛は優しさ?という道徳的=善意の空気だった。?
反抗=悪?と見なされる空気の中で、?ロックは反抗できなかった。
これは「反戦は善」とされた60年代と違う点。

■ 4)SNSによる炎上圧力
SNS時代は“逸脱”がすぐに炎上する。
反ワクチン=陰謀論?副反応に言及=デマ拡散?とレッテルが貼られやすい。
ロックはかつて?「市民の怒り」を代弁していたが、?今は?「市民の炎上」を恐れて口を閉ざす文化?になっ
[次のページ]
戻る   Point(3)