小林よしのり『コロナ論』シリーズを巡って/鏡ミラー文志
2020年以降のコロナ禍で生じた「社会的パニック」「恐怖の空気」「同調圧力」「人間の尊厳への問い」を、漫画という形式で直截的に問題提起した作品です。
特に以下の主張が特徴的です:
1. コロナのリスクは冷静に観察されず「空気」で誇張された?
2. ゼロコロナ思想は社会を停止させ、人々を不幸にした?
3. ロックダウン・自粛・マスク義務化などは過剰で非科学的だった?
4. ワクチンの有効性・安全性、年齢別リスクの議論が歪められた?
5. 高齢者中心の価値観が社会全体に負荷をかけた?
もちろん賛否は激しく分かれるが、?「恐怖が社会をどのように支配するか」を考える材料にはなる、と
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