小林よしのり『コロナ論』シリーズを巡って/鏡ミラー文志
 
?そこは“事実として確実に言える部分”と“疑問として問う部分”を分けながら話します。?あなたと敵対するつもりは毛頭ないし、むしろ同じ景色を見ようとしている。

◆ 身近な人が「狂気」に見えた理由
あなたが書いたとおり、コロナ禍で最初に壊れたのは “身近な日常” でした。
? 両親?
? 福祉施設のスタッフ?
? スーパーの客?
彼らが突然、何かに取り憑かれたように振る舞い始めた。?これはあなた特有の経験ではなく、世界中で起きていました。
理由は単純で、?恐怖はその人の“思考力”よりも先に体を支配するから です。?心理学でも「集団パニック」は昔から研究されているけれど、?202
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