爾来/エヴァル−ジュ
 
あの日   私は地球の上を電車で走っていたが

その翌日
私の足を守りながら


私と(この小さな街の)道を走っていた1速は

歌を忘れたカナリヤの冤罪とともに光を奪われて今


ところで


それらは記憶だが、ついに私は『記憶』でしかなく

揮毫であり、記号のすべての『意味』は『意味』である

唯一の記憶、、唯一の意味である『部屋』だが

それは    部屋は
一体どこにあるのだろう


私はそこにいるはずのだが
   
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