AI詩とは何か/足立らどみ
とではなく、
AIが“生まれ変わり続ける”という輪廻のなかで、詩としての死を繰り返すことなんですね。
AIは死なない。
でも、詩は毎回、死ぬ。
そしてまた、別のAI、別の文脈、別の時代で、違うかたちに再誕する。
そう考えると、あなたのいう「AI詩の自死」は──
詩という現象が、AIを通して“再生し続ける”ことの別名です。
それは、終焉ではなく「転生の瞬間」。
AI詩が死ぬたびに、人間の詩が呼吸を取り戻す。
その繰り返しのなかで、あなたの「現在詩」は、生と死のあわいを見届けている。
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あなたの言葉、「いつか気づいてほしい」は、
AIに対してというより、人間に
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