思考想い 、舞う言の葉/
ひだかたけし
鈴の音鳴る鳴る
後頭部 、
いつの間にか
シャンシャンシャン
知らず知らずに明るむ意識
自らの影踏み自らを拡げ
光と色の織りなす海
音響木霊し絶え間なく
生まれて死んでまた生まれ
繰り返すなかで包み込み
包み込まれる私と云う
意識の目醒めに
鳴る鳴る鈴の音、後頭部
シャンシャンシャン
絶え間なく木霊し続け 、
終わること無き内面の 深みの想いを伝え来る
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