月光/秋葉竹
 
ーを飲むように
黒い詩が目のまえに閃いている、ルーティン

あたりまえの意識を持って
こんな世界に生きている

幸せ
なんて何処にでも転がってる気がしていた
むかし

なにを為すこともできないのだけれども

日々なにかを守ることを考える
突然、閃いた、月と
むかしの幸せの中の傷

むかしの幸せの川に溺れた
傷を癒してくれた、世界を照らす月光







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