月光/
秋葉竹
ーを飲むように
黒い詩が目のまえに閃いている、ルーティン
あたりまえの意識を持って
こんな世界に生きている
幸せ
なんて何処にでも転がってる気がしていた
むかし
なにを為すこともできないのだけれども
日々なにかを守ることを考える
突然、閃いた、月と
むかしの幸せの中の傷
むかしの幸せの川に溺れた
傷を癒してくれた、世界を照らす月光
戻る
編
削
Point
(3)