少女とそして   もっぷ/エヴァル−ジュ
 
(または一つ

神秘のように飼い殺している
pray in pain rain

この雨が置いていく明日を少しだけ

盗みました  ガーゼのハンカチーフは少しだけ

重たくなりました  けれど

逃げてゆきました

気化したい

lone alone long
眠らないために  何をするでもなく  ただ眠らないためだけに

何もしないことをいつか  できるようになりたいと

詩を書いている

流れのように自然に

神と寿命が尽きるまで

多分

九月十八日が始まる

異邦の靴

部屋の中の風速はマイナス

まるでフラ
[次のページ]
戻る   Point(2)