少女とそして もっぷ/エヴァル−ジュ
(または一つ
神秘のように飼い殺している
pray in pain rain
この雨が置いていく明日を少しだけ
盗みました ガーゼのハンカチーフは少しだけ
重たくなりました けれど
逃げてゆきました
気化したい
lone alone long
眠らないために 何をするでもなく ただ眠らないためだけに
何もしないことをいつか できるようになりたいと
詩を書いている
流れのように自然に
神と寿命が尽きるまで
多分
九月十八日が始まる
異邦の靴
部屋の中の風速はマイナス
まるでフラ
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