キット.リボン 蒼風薫る蒼風薫/
エヴァル−ジュ
少女の髪はいつもおかっぱだったのですが
三つ編みとリボンに憧れていました
そして隣のお姉さんのようにセーラー服を着て
無色透明ではないリップクリームをポケットに忍ばせて
お姉さんんの通っている丘の上の十字架の素敵な学校にきっと通いたいと
でも
突然のお引越し
家具などと一緒のトラックの窓から少女は
お姉さんとあの素敵な学校に手を振って見ましたが
お返事は頂けなかったようです
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