友達  もっぷ/梅昆布茶2
 
君を書かないよ

すでに詩なのだから

君を変えないよ

すでに風なのだから

君を思わないよ


できるわけがないじゃないか

今日も見上げるよ

空の白い雲のあたり

口笛を吹きながら


未だ黒いワンピース姿の

私はわかってる実は雲を

あの鳥の両翼に任せても
友達はいない

何もかもが夢で何もかもが

友達

唯一無二の君のことは

神様からの素晴らしすぎる白日夢

こんな私でも

起こさないで欲しかった

それでも君は唇を噛んで

友達でい続けるのだろうか?
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