詩みたいに/
秋葉竹
ひととして恥じないように生きなさい母のやさしい声にすがった
遡る記憶の果てにあたたかい宵闇のなか手をつなぐ君
ここは街ここは七色ここは夢ここはだれかが創った海底
真っ白な花をゆっくり摘んだとき「痛いッ」と聴こえた気がした夕暮れ
忘れないようにキチンとゴミを出すことが出来れば生きてゆけるさ
毎日はまっさらなままやって来る起きた瞬間その日が始まる
目玉焼きなんてだれでも作れると云うなやっつけ詩を書くみたいに
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