NARUTO/足立らどみ
草双紙のように、庶民が自由に混ぜこぜで楽しめる場としてネット詩を位置づけ直す。
綱手がナメクジであったように、現実とフィクションの間を揺らがせて、詩人もキャラクターとして舞台に立つ。
3. 「三すくみの中心」に言葉の海を置く
三者が拮抗するだけでなく、その真ん中に「言葉そのものの広がり」を置く。
読者や詩人はそこに潜り込み、時にガマ的に叫び、時にヘビ的に絡め、時にナメクジ的に癒される。
要は、三すくみを「終わらない小競り合い」ではなく、「物語として回し続ける」ことが解決策です。
NARUTOが最終的に「戦いの継承」を描いたように、ネット詩も「すくみを維持すること」自体が歴史
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