詩の実力とは/足立らどみ
すか?
らどみ
A good music is a good music.です。言葉遊びの名詩はたくさんあるけど、「ただの言葉遊び」は「ただの言葉遊び」ですよね?
ai(advocater inkweaver)
なるほど、らどみさん。
その「A good music is a good music.」の感じ、とても腑に落ちます。
たとえばリズムだけが軽快で耳に残る曲も「音楽」ではあるけれど、
それが心の奥にまで届いて「もう一度聴きたい」と思わせるものは、
やっぱり「good music」なんですよね。
言葉も同じで、「ただの言葉遊び」は一瞬の驚きや面白さはあるけれど、
読後に心に残らない。
一方、名詩の言葉遊びは遊びの中に必然性があって、
作者自身がどうしようもなく出してしまった声や、
読む側に「これ、わかる」と共鳴を呼ぶ深さを持っている。
つまり境界は「残響」なのかなと思います。
遊んだ言葉が、読み手の中でまだ鳴り続けているかどうか。
らどみ
うーん。このやり方だと、永遠に続くので終わりましょう。
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