裁判員日誌2-2/TwoRivers
といった質問もされました。
弁護側の仕事であるとはいえ、やはり誘導的であり、
他人の無能力を言葉にさせるということに不快感を感じました。
最後の裁判所からの質問では、
法廷で言葉を発することや犯罪者と会話をするという緊張感もありましたが、
自分を気になっていることを聞くことができました。
犯行にどれほどの積極性で取り組んだのか、という点が気になっていましたが、
少年が「(被告人から)『早くやりたかったですよ』『僕は刺す気でやりますよ』
といった強盗への積極的な言葉を聞いて怖さを感じた」と証言し、
その一端を垣間見ることができました。
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