拒絶/
りつ
髪の化け物が
うぞうぞと蠢いている
何度こころで透ても
髪の化け物にしか見えぬ
その詩想にふれるたび
どれほど穢れるように感じるか
自らを“善”と信じきり
自らの“アク”を視ようともしない方には
解りっこない
世界最後の男女となろうとも
わたしは
あなたを拒絶する
サヨナラ。
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