戦後ちしき人が落っこちた穴ぐらの暗さ/室町 礼
 

『千のプラトー』からの流用でしょう。
ガタリらの「戦争機械」という観念的構想は既存の
秩序(特に国家の構造)に対抗する働き全般を指し、
国家に対して以下のような対立構造をもっています。
1??非国家的性質
「戦争機械」は、国家のヒエラルキーや統治機構
(「国家装置」)とは異なり、中央集権的な支配に
縛られない。遊牧民や反体制的な集団がその例。
2??外部性
国家の内部で機能するのではなく、国家の外部から
現れ、既存の秩序を攪乱する。
3??運動性と変形
「戦争機械」は固定された形を持たず、状況に応じ
て変形し、異なる文脈で機能する(例:芸術、革命
、技術革新など)
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