メビウスリング〜現代詩フォーラム〜文学極道〜ビーレビ〜現代詩フォーラム/山人
いようだ。
今現在、私にとっての詩は時間の上澄み水を掬うといった具合で、まるで量産できない。言葉を連ねることにすごく臆病になっていて、かつての自動筆記のようなものは難しくなった。
現代詩フォーラムが閉鎖されたらどうなるだろう。私が暖をとり、一服する小部屋が失われてしまう。プラスチックで仕切られた木の匂い一つないビーレビなど入室はしたくないと思う。
私の詩のレベルはこんなものだが、今からもう少し先へと進まないといけない。書きたいもの、表現しなくてはならないもの、書かなければならないこと。これらは確実に存在する。しかし、その実態はまだ雲をつかむようなものだ。
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