クレクレ星人の独り言「僕の気づき」100/ジム・プリマス
 

 追い詰められて、孤独で、悲しいときに、一心に神に祈ったとき、神は僕のもとに五次元の光をもたらして下さった。
 その光は温かく、その光に照らされたとき、意識は一点の曇りもない快晴の空のように澄み渡り、憂いは消え、何の執着もなくなり、身体には力が漲り、その喜びに血沸き肉踊り、最高に幸福な気持ちになった。
 空虚な空ではなく、充実感に満ちた空。真の空を実感した。それはチベット密教の秘伝の書「バルド・ソドル」に記されている通りだった。
 この時に感じた実感が、神々が感じているものと同じであるという風に、感じ取ったのは、この経験をしてから、だいぶ時間が過ぎてのことだった。
 これから僕以外の人
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