星コレクション/mmtm
 
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 目蓋がお餅みたいに
 とろんとぺたんって、硬くなるかな

 弱くなってゆくところがある
 気持ちの茂みがちいさくなる

 微かな光りの内部で
 闇だけが引っ越し/
 ゆくような

 変わり映えのない星が
 あれほど奇麗だったなんて

 (!)

 知らないって誰かがいうこと
 間に受ける気持ち

 忘れていたときが
 舞い戻ってくる!

 また、お逢いできましたら
 さようならっていうんだ

 倖せしかみえないこと
 ぼくなんかが知っている

 それだけの

 *
 *

 ぼくの
   人
   生

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