生存報告/sonano
無気力が体に住み着いたら
太陽を浴びて
それを体から追い出そう
そのまま散歩をして
日々が自由だと言う事を思い出そう
歩けば河川敷のくっつき虫のように
後悔や怒りがまとわりつく
川の中に入るように
洗い流せたらいいのにな
もういない人の歌を聞いて
思い出した
希望やその他諸々を
自分もこの人のように
何かを思い出させられるだろうか
ありきたりな自分は
ありきたりな事しか思いつかないけど
それでもできるだろうか
前
連帯保証人にはなれないって言っただろ
あんたも都合が悪くなったら
そんなのは友達じゃないと言うんだな
金は保証できないけど
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