生存報告/sonano
 
無気力が体に住み着いたら
太陽を浴びて
それを体から追い出そう

そのまま散歩をして
日々が自由だと言う事を思い出そう

歩けば河川敷のくっつき虫のように
後悔や怒りがまとわりつく
川の中に入るように
洗い流せたらいいのにな

もういない人の歌を聞いて
思い出した
希望やその他諸々を
自分もこの人のように
何かを思い出させられるだろうか

ありきたりな自分は
ありきたりな事しか思いつかないけど
それでもできるだろうか


連帯保証人にはなれないって言っただろ
あんたも都合が悪くなったら
そんなのは友達じゃないと言うんだな
金は保証できないけど
[次のページ]
戻る   Point(1)