One Day/ホロウ・シカエルボク
しさだけが残り続ける、だけど―俺にはこれが本当に不思議なことなんだけど、世の中で一番多く蔓延っているのはそういう種類の人間なんだ、違う場所で違う人間に会っても、もしかしたら同じ人間なのではないだろうかと思えるほど同じような言葉ばかりを吐き散らかす、思うにあれくらいのレベルになると、感性に個性なんか存在しないんだろうなと思う、シンプル・イズ・バッド、頭を使わない人間の脳味噌の皺の数は多分同じくらいしかないんだろうさ…なんだかんだで眠らずに起きていることが出来た、夕食の準備をしよう、食べながらお気に入りのアニメを観て、明日に備えてぐっすりと眠るのさ…。
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