銀色の歩道/
多賀良ヒカル
初夏のやさしい
太陽のヒカリが
ココに降り注ぐ
歩道は銀色に
眩しくヒカリを
受け止める
カップルが手をつなぎ
すこし恥ずかしげに
目的もなく、歩き回る
ここは君との
思い出の歩道
将来を約束した君は
もういない
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