甦る鉄と血の黙示録、或いは人間に間しての散文/aristotles200
・通勤路に物乞いの人たちを見かけるようになった。
・子供の頃、よく見かけた気はするが、ここ十年では初めてだ。
・器に入っているお金も10円や5円が多く、札は見たことない。
・物価高騰の煽りを一番受けるのは、当然ながら収入が低い人たちだからだ。
・
・対極、キングメーカーと呼ばれて7万円の帽子を被り、番記者を引き連れて得意満面の老人が思い浮かぶ。
・代々の資産家、議員、大臣、世襲され続けるパワーエリート一族と小判ザメの人たち。
・一転、若い頃、上海駅から出ると、物乞いの子供たちに囲まれた遠い記憶と重なる未来。
・私たちの世代、氷河期世代は世代人数が多く、収入面で恵まれていない人が多い
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