つれづれと俳句(無季)/死に巫女
 
ごめんねと謝ってなおさびしくて

朝の歌久しぶりでも何度でも

協奏曲奏でるならば夜にして

左手と右手で違うことを言い

花の名を問いたくないとうつむいて

雨の露手のひらにのせて君が笑う
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