「 そして五月は二十九回目の朝を迎える。 」/
PULL.
日がな一日中考え。
また朝を迎え、一日を考える。
五月二十九回目の朝、今この時間。
五月二十九回目の朝を考えている。
三十四回目の五月。
死ぬ理由と生きる理由には、事足らない五月。
明日、五月はおれと、三十回目の朝を考える。
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