安いことと、高いこと/鏡文志
 
、へっぴり腰め!
他人のために、命一つ捨てられぬか?
まるで鋼や銅で出来た身体のように
すり減らすことを嫌う重い、その身のこなし

では、命が高いとは、どういうことか?
お目が高い 気品が高い 志が高い
尊敬するべきものをしっかりと見定め
丈夫な心と足腰を持ち
他人のためにと平気で御身をすり減らし
それが認められて価値高きものになるという 即ち
命は安ければ安いほど、安い
命は高ければ高いほど、高い

視点見識が高いとは、どういうことか?
簡略する 省略する つまりコミックにする
伝えるために言葉は、分かりやすい方が、良い
すると見えてないものもあるかも知れないが
[次のページ]
戻る   Point(1)